犬たち。ありのままに受け取ること。
2014年 05月 09日
おさち (お幸)
生まれて、もうすぐ半年になります。
4か月前。生後1カ月の頃はこんなでした。
<左が おさち、 右が おふく、 です>
心理セラピスト・長谷川 貴士です。
生まれてしばらくは、いつも一緒にいるわたしたち(貴士と郁)でも、
どちらが おさち(姉)? こっちが おふく(妹)?
とか言いあってました。 今では、一目瞭然(りょうぜん)です。
ぱっとみた外見で分かります。 おふく の方が おさちより 1.5倍ぐらい大きくなったので。特に。
そしたら、今度は おふく と うみ が紛らわしくなってきました。
おふくが、生後半年で早くも、母親 うみ と肩を並べる大きさになったので。
それは、さておき、おふく と おさち 。 外見のみならず、性格もさっぱり違う。
昨年の12月9日に、続けざまに、2時間ぐらいの差で生まれ出た、両親が同じ双子なのに。
庭に転がっている かりんの実 を拾い上げて、放り投げて、かりん取り競争をさせると、
いつも反応が良いのが おふく。 おさち は おふく が駆け出すのを見るや否や、おふくのお尻に噛みつくために駆け出す。
だから、かりん取り競争に置いて、いつも おふく の後塵を拝してる。
だから勝者は決まって おふく。 おさち は おふくの後ろを、おふく のお尻を狙ってつけ回る金魚のフン。
ケンカ(じゃれあってる?)をすると、勝者は決まって おさち。 おふく はいつも 劣勢、キャンキャン言い始める。
おふく の方が おさち より1.5倍も身体は大きいのに。おさちの気迫と自信に負ける。
仔犬たちがよちよち動く様になってから暇をみてはやっている遊びに、ぼくが獲物を狙う鳥の役になって、
仔犬たちを追いかけまわすというのがある。
おふく は しっぽをフリフリ喜ぶ。喜びながら、逃げつつ、向かってきつつ。楽しそうに。
おさち は 怖がる。心底。ほんとうに。見ていて気の毒なくらいに。だから、しっぽを下げて逃げる。
地を這うように、よたよたと逃げる。外では茂みにもぐりこみ、家の中ではテーブルの下にもぐりこむ。
おふくは、好奇心旺盛で、動きも予測が付きづらい。突発的だ。だから得たいが知れない感じも若干ある。
「おふく は おかしい。」 ひょうきんでもあり、少々手に余ることでもある。
そこに、手が掛るというか、実際に現実として手間をとられてきたものの かわいさ がある。人情の機微。
おさちは 母親譲りで、落ち着きがある。とは言っても、まだまだ仔犬で、
ときに迷惑を感じるのには十分な騒々しさも、もちろんある。
「おさち は かわいい。」 仔犬特有の仕草や表情といったものとは別に、生まれながらにまとっている気配として、
かわいらしさ がある。 得な生まれというものが、やはりどうしようもなくある。犬にも、人にも。
こんな風に、おふく と おさち は違う。
ニ匹はまだまだ、生後半年の子供だし、犬だから、そのことをどう思っているのか、
問うすべは、人にはまだない。
けど、人の邪推と言えば邪推なのだけれど、おふく は何かに勘付いてるふしがある。
双子の姉妹の中の不利な立場の私。そのような焦り。やきもち。
おふく は 妙に人の近くが好きだ。いつも近寄って来てはわたしの脚にくっつくように座る。寝そべる。眠る。
おふく は おさち のように、初めて会う人にでも、しっぽを振りきれそうな程振りながら、
正面切って飛び付くとかはできない。初めての人が怖い。どうしても警戒してしまう。
おさち には自信がうかがえる。「わたしはかわいい。わたしは愛される。」誰にでも飛び付く、頭をなでてもらう。
人の邪推と言えば、邪推なのだけれど。
心理セラピーの現場では、
姉妹、兄弟の間の、両親や周囲の大人のあかさまだったり、内心だったりする差を付けた扱いに、
自分は、姉や、妹、兄や、弟のようでなければ、愛されない、好かれない、この家には必要ないというぐらい
切実な ビリーフ <子供の思い込み>を作り、そこから生まれる様々な憶測、不安、焦りに苦労されている
様子に出会います。
しかし、容姿、性格、能力、才能・・・・すべてに差のあるように生まれてくるのが生き物の自然な姿です。
人間、動物、植物、全てそうです。二つとして同じ存在はありません。
性質が違うものに、全く同じ対応することには無理があります。
やんちゃな性格もあれば、おとなしい性格もあります。仕方ありません。
この世界全体、この惑星の上に平等はありません。
あるとすれば、人の概念の中にだけ、それはあります。
それは、「法の下の平等」とか呼ばれています。厳守されているか、いないかはあやしいものですが。
しかし、平等の代わりに多様性があります。
それが尊重されるべきことです。
「わたしは、ありのままに受け取ります。」
これが、平等に扱われることができるという幻想、被害者意識を捨て、
多様性の一員である、自分を尊重する言葉です。
この言葉が真に言えるとき、癒され、自尊心と、多様性を持つ生き物としての活力を取り戻します。
それには、セラピーの「場」で、もつれた思考や感情を解きほぐし、手放すことが必要なケースもあります。
それが出来ることが、心理セラピーの可能性であり、専門性でもあります。
おふく と おさち は、それでもなかなか仲が良いのです。
母親の うみ も含めて、3匹で楽しくやってます。
ありのままの自分を怖れずに受け取ること。
そこから、安心の感覚が始まります。
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