肩や背中、腰のコリがキツイ方のほんとうの原因。心のコリ。
2014年 05月 15日
心理セラピスト・長谷川 貴士です。
もし、コリがキツイ方であれば、 『 感 情 を上手に使えていますか?』
感 情 と肩や背中、腰のコリとは心理学的に見ると、大きく関係しているというか、
まさに、一つです。 感 情 とは コリそのものです。
コリが生まれる原因はたくさんあると思いますが、
治らないコリ、慢性化した固さは、
それは、 ガマンした 感 情 の 固まりなのです。
そう言われてみると、なんとなく分からないでも無い気がしませんか?
感 情 をガマンしたり、無視したりすること、押し殺すことは ストレス になりますから、
すると、肩が張る、背中が痛む。そんな経験が誰しもあるのではないでしょうか?
筋肉は、力が入っていない時は、疲労物質が溜まっていない限り、やわらかいのが本当です。
ですから、コリがある状態というのは、慢性的に力が入っている、緊張している 状態なのです。
では?何のために。
それは、 感 情 からの警告や、注意、メッセージを忘れない様にするためです。
わたしたちが感じる 感 情 は、どれも、わたしたちに対する内からのメッセージなのです。
例えば、怖い。そのメッセージは、危険があるその場から逃げろ!です。
それが、出来た時、危険から首尾よく逃げられた時には、その感情は役目を終え、ほっとします。
しかし、それが出来なかった時。
身体は、危険から必死に逃げようとするその緊張状態を解くことなく、保持し続けます。
その緊張がコリとなります。
しかし、大人であれば、理性が働き、やがて危険が去ったことを理解して、ホッとするでしょう。
ですが、子供、特に幼少期では、経験も少なく、理性も少ないため、
一度起きたことが、この生きる世界そのもの。と理解して、身体にその 感 情 を保持してしまうことがあります。
一度怖い目に合い、十分な保護が得られなかった子供は、自分の生きる世界を怖い場所として感じ続けるでしょう。
または、慢性的に怖さを感じていた子供も、また、その感情をコリとして記憶するでしょう。
三つ子の魂百まで。
その、常に危険と隣合わせであるような緊急事態のような緊張感が、慢性的なコリの原因の一つです。
身体を、心を緊張させ、いつでも逃げれるように備えている分けです。ほんとうには無い危険に備えて。
そういう方は、何を見ても、怖さを感じます。ちょっとしたことが過剰に怖い。びくびくしてしまう。
人も怖い、乗り物も怖い、将来も怖い、、、、、無意識の内に日常に怖さが蔓延しているかも知れません。
しかし、それだけの怖さや、不安、心配を感じ無ければならない危険は、日常にほんとうにはありません。
そのような心理的な思い込みを、ビリーフ と呼んでいます。
判断力の小さい子供の頃に、子供心にできてしまった思い込み のことです。
それは、筋肉のコリ、緊張として、身体に保持されている思いであり、感情です。
そのビリーフを解消するのが、ビリーフチェンジセラピーです。
ですから、ビリーフチェンジセラピーで、肩コリをはじめ、身体のコリが改善する方も結構いらっしゃいます。
斯く言うわたし自身も、その一人です。
それは、ビリーフチェンジセラピーで、ほんとうは、もう今は必要でない、感情を理解して手放した結果ですね。
そうすると、モノゴトへの過剰な反応が消えます。
悲しみをコリとして溜めている方は、過度に同情したり、思い通りにならない時に過剰にイライラしたりします。
悲しい、涙を誘うドラマや映画、小説が好きな傾向があります。 わたしもそうでした。
怒りをコリとして溜めている方は、本当にしたいことが分からない、過剰に人に気を使う、自己否定が強い、
無気力、すぐに頭に血がのぼる、そんな過剰な傾向があります。辛いものが好みなこともあります。
怖いをコリとして溜めている方は、キレやすい、パニックになりやすい、人に頼りたくなる、そんな過剰な傾向があります。
肩、背中、腰、首、など、身体のコリがツライ方は、一度、心のコリも取って見ることをお勧めします。
心のコリや、心残りを取る心理カウンセリングのご用命は下記より。
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