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気が付けば親と同じ。そこにある愛。

 『親のようにはなりたくない。』


心理セラピスト/カウンセラー 
 長谷川 貴士 
です。


そう思っていらっしゃる方の中には、まさに、そのなりたくない親のような習慣、癖が
身についてしまっていらっしゃる方もあります。

「あっ私も同じことしてる・・・。」


そう気が付いたことはないでしょうか?


 『子どもは親の背中を見て育つもの。』


それは、人間ばかりでなく哺乳類全般に見られることのようです。


子どもは生き方、現実のへの対処の仕方、処方箋を、
親のやり方をまねたり、コピーすることで覚えます。


決してそれは、親ばかりでなく、友人や学校の先生や、
周囲の大人だったのかも知れません。


しかし、子どもがその習慣を取り込みやすい、真似したいと思うのは、

尊敬があり、愛がある対象からです。


全ての人間が完璧でも、理想的でも無い中で、

子どもが尊敬したり、愛したりする対象も、また完璧でも理想的でもありません。

家族などの親しい人の前では特にそうでしょう。



ですから、子どもが、愛や尊敬がある対象の完璧でないところ、
嫌なところまでコピーしたり、真似してしまっていたりしても不思議ではありません。


例えば、インド独立の父、ガンディーも、奥さんや子供からえらい恨まれようです。
自伝や評伝に書いてあります。厳格すぎて、偏りすぎて、優しさ、思いやりが無かったようです。
気が付けば親と同じ。そこにある愛。_b0207632_13540270.jpg
しかし、それが人間の普通、当たり前でしょう。

大きな国家というものに心の重心を置くならば、
人間味や、家族への思いやり優しさとはかけ離れた心持ちにならざるえないでしょうから。

外では国家の仕事、それも、支配国からの独立運動の指導!!、家では優しい父。

人間はそんなにも自由に、器用に心をコントロールすることはできないでしょう。


           □


さて、親にイヤな習慣があって、それに私に似ているところがあるとき、

その親の習慣に困らされて、嫌っていたのは、ほんとうに子どもの頃のあなただったでしょうか?


本当にはそうでは無い場合も少なくありません。

それが、私が、セラピーのセッションの現場で見てきたことです。



多くの場合、その親の習慣に抱く嫌悪感、「ああはなりたくない」は、

その困った習慣のある親のことを、別の親や、祖母や祖父、周囲の誰か、大人が

そう思っている、苦々しく感じているのを感じたり、そう言っているのを聞かされて、


もしくは、困った習慣のある親に、他の誰かが泣かされているのを目の当たりにして


その親の習慣はダメなことだ、そう思い込むように自分で決めたのです。


たとえ、どんなにか困った習慣がある親でも、その子どもは親を愛しています。

子どもの親への愛は多くの場合、無条件です。


それは、子どもが無意識の中では両親から命をもらっていること、

赤ちゃんの頃に全ての世話をしてもらっていることを十分に知っているからです。



ですから、子どもから親への無条件の愛が生まれます。

そのために、かつて、家族が困らされ、嫌悪されたその親の習慣を


「ああはなりたくない」と思っていても、すっかりと引き継いでしまうことが起きます。

それが、尊敬したり、愛している対象に近づくことだからです。


その時に無意識に起きていることが、

私は、あなたのその嫌なところ、母親(父親、祖母など)から、周囲から責めれらて、
 
嫌がられたその習慣を真似して、同じことをすることで、


私はあなたを責めても嫌ってもいないことを伝えます。


私は、あなたと同じです。あなたの味方です。



これが、子どもの無意識に起きていることです。


どのような親であっても、家族であっても、その人を助けようとする子どもの無条件の愛です。

しかし、それは、無意識であって、その親の周囲に迷惑な習慣を引き継いでしまっていることで、

その子どもは、大人になり、その周囲に迷惑な習慣を持っていた親とまさに同じように、

周囲を困らせ、嫌がれます。


そして、そのことで恥じ入ったり、

その習慣からどうしても抜け出せないことに自己嫌悪を感じます。



このように、無意識の衝動、子どもの親や家族への無条件の愛が、

もっとも強く、人生を、生き様を強制します。



私たちのもっとも深く、強い望みは、家族を助け、守ることです。



たとえ、そのことで、自分の身が破滅するとしても、厭うことがありません。




その強烈な愛の衝動がセラピーの現場で明るみにされる時、

自分の弱さや愚かさと思っていたこと、その習慣、癖が、

他の誰だとしても、自分以外には引き受けることができないような、

家族のために引き受けた過重な重荷だったことに気が付き、


その周囲に迷惑がられることが止める事が出来ないという惨めな境遇が、

家族を、誰かを助けようとする必死の試みであったことを知ります。



その自分が抱えている愛が明白になるとき、人は癒され、

また、もう、子どもではなく、大人の目線でそのことを見つめるとき、

その周囲に迷惑をかける様な方法で家族を救える、助けるという

盲目の愛から離れることが出来るようになります。



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by ayabelife | 2014-11-09 19:30 | 家族(親子)関係

心理カウンセラー による ホ・オポノポノ の 実践&研究 ブログ


by 長谷川貴士(心理カウンセラー)