ビリーフの罪と罰
2015年 04月 23日
私のしているビリーフチェンジセラピーの
ビリーフとは、
現実的では無い確信や信念。
現実に何の根拠もない思い込み。
理性で、冷静に考えると、
本当では無いと気付くこと。
しかし、感覚、衝動としては
本当のようにしか感じられないこと。
このようなことを
ビリーフと呼んでいます。
このビリーフのために、
現実を生きれなくなって、
現実離れした考えや、行動になってしまって、
空周りして、うまくいかなくて、
悩み、傷付き、苦労する。
このような特徴が人間にはある。
それが、人間を心理セラピストの目線で
見たときに確かにある現実です。
そのビリーフを、クライアント様が
変える、手放す、消去することに
協力することができるのが、
ビリーフチェンジセラピーを行う
心理セラピストです。
それが、私の職業です。
□
ビリーフが個人の人間にある時、
それが、周囲の人間達に伝染して、
影響力のある人たちが、集団で
同じビリーフを信じ込み始めることが、
人類の歴史で度々ありました。
それは、現実を無視させる、
ビリーフでしたから、
人類に困難、悲惨さ、残酷さを
もたらしました。
歴史の一部分として、現実として、
抜きがたくあることです。
その一場面が、
ジャン=ジャック・ルソーの
ビリーフ(現実に根拠がまるで無い空想)
の産物である「社会契約論」が、
フランス革命に影響を与え、
その後に起きる、
恐怖政治にまで発展したことです。
※恐怖政治・・・「考えが違う」と言う理由
だけで投獄されたり、殺されたりすること。
そして、その約200年後、
それはナチスドイツの「全体主義」に
辿りつき、社会主義の悪い面(恐怖政治)に
まで影響を与えました。
ここまでが、前回の記事でした。
□
ジャンジャック・ルソーの
「社会契約論」の中心、根拠、前提は
まさに、100%のスピリチュアルでした。
「私が信じているから、それがある、
それが現実になる!!」
それが、「社会契約論」でした。
個人の空想、ビリーフに
現実を、社会を、人々の生活、暮らしを
力ずくで合わせようとした結果は、
悲惨、残酷、殺戮だったのです。
□
ルソーの時代は、農民(多数の庶民)は農奴、
つまり、領民、領主様(王様)の所有物だったわけです。
それも、一つのビリーフでした。
王様や領主は、本当は暴力・軍事力で
支配していたのですが、
「私が王様・領主(主権者=絶対権力者)なのは、
神様が決めたことだ」
そのようなビリーフがありました。
それを、ルソーが
「そんなことはない!個人は生まれながらに、
フランスという国家(全体)と契約しているんだ!
領主、貴族や王様なんて関係ない!!」
とぶち上げたわけですね。
新たなビリーフで対抗したのです。
それが、新たなビリーフ、ウソ、空想でなく、
「王様は神様に選ばれたから、代々支配者でいい、、、
そんなことは現実的では無い、根拠が無い、ウソだ!
私たち、庶民を苦しめること(重税)はやめろ。」
ただ、これで良かったのだと、私は思います。
日本でも、ずっと昔から、きっと古墳時代ぐらいから、
江戸時代まで、多くの個人は領主様、
貴族とか、地頭とか、お殿様の所有物だったのと同じです。
それは、日本の場合、革命とかしないで、
明治維新で、四民平等となって、
はい、お終い、となったと歴史の教科書では
教わります。
そして、それまで農奴だったのが、
日本国民ではなく、臣民になり、
誰もが、天皇の家臣、家来となりました。
それが日本の新たなビリーフとなり、
100年待たずに、日中・太平洋戦争中の
徴兵制・恐怖政治の「全体主義」へと
育ちました。
□
さて、ルソーです。
(ウキィペディアから引用)
>生まれた5人の子供を経済的事情と
相手側の家族との折り合いの悪さから
孤児院送りにした。
>少年時代には街の娘たちに対する
公然わいせつ罪(陰部を露出)で
逮捕されかけた。
このような人でもあった様です。
>生後8日にして母を喪う。
>13歳、父は退役軍人との喧嘩がもとで
故郷のジュネーヴから逃亡。
兄も家出。ルソーは孤児同然となる。
母方の叔父によって牧師に預けられる。
その後、公証人のとこや、彫金工に
丁稚奉公するなど苦しい体験をする。
このような生い立ちだったようです。
このような苦しい幼少期である時、
人は現実と向きあえなくなるのが普通です。
それが、力無い子供に出来る唯一の身を守る、
心を守る手段だからです。
それが、ビリーフの根源です。
このルソー少年の幼少期と、
それでも、生きて行くために身に付けた
ビリーフが、「社会契約論」
200年後の「全体主義」の根源です。
□
ルソーばかりでなく、
誰もが、運命に宿命に
翻弄(ほんろう)されながら
生きています。
そして、ビリーフで身を、心を
守りながら、生きて行くのです。
それが、人間だと、
心理セラピストである、私には
そう見えます。
他に生き方など無い。
そう、思います。
しかし、そうなのだけれども、
その人間のビリーフを
変えたり、手放したり、消去することを
強力にサポートできる、
ビリーフチェンジセラピーができました。
まだ、確立されて10年経っていないと思います。
最先端の心理セラピーなのです。
私は、そのビリーフチェンジセラピーを学び、
訓練して、修得し、今の仕事をしています。
解決できる、生きづらさ、悩み、課題が
たくさんあります。
ビリーフチェンジセラピーを行う
セラピストとして活動してきて、
クライアント様の現実の変化に触れて、
そのことが分かりました。
私は、私が日々触れる現実である、
「人は必ず変われる」
このことを信頼しています。
ビリーフチェンジセラピーについては、
下記をご覧ください。
□
「私たち一人、一人が苦しんでいるのか、
苦しんでないか、そのことを知ることが
問題なのでありません。
宇宙が存在したのはよいことなのかどうか。
また私たちの不幸は宇宙が存在するために必要で
あったのかどうかを本当に知ることが問題なのです。」
ルソーのこの悲痛な言葉に、
私は涙ぐむことしか出来ません。
私には、それは、このように聞こえます。
「私(ルソー)が苦しんでいることなど、
どうでもいいことだ!!
この私に苦しみの運命を用意した、
宇宙、運命は、一体何だったのか?
私の不幸は、何か意味があることだったのか?
私は、ただ、それだけが本当に知りたいのです。」
ルソーの冥福を祈ります。
< Jean-Jacques Rousseau >
=====================================
□□□ 【出張】 ビリーフチェンジセラピー □□□
◆ 【京都市】ビリーフチェンジセラピー ◆
2015年 【5月】 16日(土) 17(日)
会場 : <阪急河原町駅・徒歩2分>
オフィスゴコマチ(おふぃす御幸町)
詳細はこちらから←クリック
◆【大阪】ビリーフチェンジセラピー ◆
2015年【5月】 23日(土)・24日(日)
会場:<新大阪駅・徒歩5分>
市民交流センターひがしよどがわ 会議室
◆ 【東京】ビリーフチェンジセラピー ◆
2015年【6月】 26(金)・27(土)・28(日)・29(月)
会場:<JR浜松町駅 徒歩5分>
産業貿易センター・浜松町館 会議室
※ 大阪・神戸・京都市内など各地の出張も受けたまわります。
宿泊滞在型セラピールーム すずなり京都HP よりご相談ください。
京都・田舎の古民家宿にて、
ホ・オポノポノなどで、皆様の様々なお悩みの解決にご協力させて頂いています。
のんびり宿泊しながら自分の人生の課題やテーマと向きってみませんか?
【宿泊滞在型セラピールームすずなり京都】
ビリーフチェンジセラピー付き宿泊プラン↓↓↓
◎ クイックに人生を変えることを望んでいらっしゃる方におすすめのプラン
→ ビリーフチェンジ断食宿泊・特別集中コース (2泊3日~)←クリック☆
◎ じっくり、自分の人生の課題に時間をかけて取組まれたい方におすすめのプラン
ビリーフチェンジセラピーだけでなく、一生涯使えるセルフケアとしての
ホ・オポノポノ、 マクロビオティック、 心理的な人生の読み方が手に入るプランです。
→ クリーニングプログラム (3泊4日)←クリック☆
◎ まずは、ビリーフチェンジセラピーを試されてみたい方におすすめのプラン
☆ ビリーフチェンジセラピーをご利用頂いた皆様の声
≪ 感 想 紹 介 ≫ ←クリック☆
↑40名様以上の感想をお読み頂けます。
☆ ホームへ(心理セラピスト・長谷川貴士のブログトップページへ移動します。)